2011年12月14日水曜日

ウェイトルームのコンセプト


ジムは、自転車に限らず、色々な競技を楽しむ人たちが利用する施設だと思う。だが、一口にジムといっても、多くの要素があり、サイクリストにとって利用しやすいジムを選ぶのは案外難しい。各要素を分析してみたのでまとめ

・アクセス
普通、自転車選手はウェイトトレーニングに時間をかけられない。自転車のトレーニングの方が主だから。普段の生活、もしくは仕事を考えれば、これはなおさらのこと。よってできるだけ近くにあるものを選ぶことになるが、安全に自転車を保管できる場所があれば、ジムまで自転車ででかけていってウォーミングアップを省略することができるのでなおよい。

・料金
ふところと相談する。なにせ自転車にもお金を使いたいので苦労する

・設備
てっとりばやく自転車競技に効くのはhip extention系すなわち臀部やらハムストリングスやら四頭筋に効いて、かつ多関節運動であるもの。代表的なものとしては、スクワット、ランジ、デッドリフトなので、フリーウェイトのラックがあればベスト。ラックがなければ、バーベルとウェイトが使えればデッドリフトができる。それもなければレッグプレス台は少なくとも欲しい。

hip extention以外には、体幹と上半身の強化を行う。体幹は、ヨガマットや腹筋台があればかなりのことができる。上半身ではローイング(ボートを漕ぐ動作)系のマシンやラットプルダウン、ベンチプレスがおすすめ。

・人の雰囲気
最高なのは無人。叫ぼうが変な動作をしようが(一部のトレーニングは傍からみるとかなり奇妙)、気にならない。しかし、モチベーション高くトレーニングをする人が周囲に何人か(マシンやウェイトが混まない程度に)いれば、自分のモチベーションの維持にも役に立つ

マズイのはちゃらちゃらトレーニングするテニサーのやつらとミステリアスな雰囲気を醸し出す美人の女の子である。特にマシンならともかく、フリーウェイトを不器用にこなす女の子なんか、アドバイスをタネに声をかけるべきなのか、相当悩む。
まあ、実際にはそんな勇気はないんですが。


写真は現在利用している第一工業大学のフリーウェイトルーム