2012年5月20日日曜日

TOJ開幕


レースに帰って来ました。全日本選手権からひと月あまり、レースから離れていた日々。その間にも鹿児島へ飛び、富士山へ向かい、淡々とこのTour of Japanのために準備してきました。。。。しかし、鹿児島の飯はうまかったな。鳥刺しは全国区になるべきだというのは、都貴さんの弁です。よく走り、よく眠り、よく食べるというのは確かな選手の幸福のひとつです。

全日本まで、中東・ヨーロッパ・アフリカでのかなり詰まったタフなレーススケジュールから一気呵成にこなし、5月始めには自然と身体が休息を求めていました。全日本直後には、気分的にすでにシーズンが終わりそうな勢いでしたが、数日イージー練習を挟んで、後半戦へ気分を上げていきました。上げていくといっても、休養もなかなか難しくて、意識的に「だらだらとする」時間を増やして、自然に身体が自転車の上で楽しめる状況に戻っていくのを待つのが一番です。無理なことをするとしばらくコンディションが帰ってこないこともあります。海外での遠征をこなしてから、鹿児島の慣れ親しんだ、凸凹のひとつひとつも暗記しているような道を走っていると、ふと向こうの戦争のような日々が夢のように感じられる時があります。

ヨーロッパ人3人と、伊丹、和郎さんと再び日本で再会し、再編成された6人で大阪は堺へ、ハイエースで8時間の旅をこなしてたどり着きました。フラッシュバックする堺での日々、昨年の11月になんともいえない気分でこの街を出ていったことが思い出されます。

奈良ステージがカットになっていることもあって、レース前日の昨日も鍋谷峠を一本上がって身体づくりに励みました。ヨーロッパ組の時差ボケもぼちぼちとれてきたらしいです。

これから大仙公園にてクリテとTT。まずはきっちりまとめてきます。